憂戚(読み)ユウセキ

デジタル大辞泉 「憂戚」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せき〔イウ‐〕【憂戚】

うれい悲しむこと。
艱難―は妾等が身に蝟集す」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「憂戚」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せきイウ‥【憂戚】

  1. 〘 名詞 〙 悲しんで心を痛めること。
    1. [初出の実例]「心多憂戚、或世事違忤、強欲排遣而不能」(出典童子問(1707)下)
    2. [その他の文献]〔呉志‐諸葛瑾伝〕

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普及版 字通 「憂戚」の読み・字形・画数・意味

【憂戚】ゆう(いう)せき

うれい。憂。〔水滸伝、一一〇回〕詞中の、甚だ悲哀憂戚の思ひり。宋江心中鬱鬱(うつうつ)として樂しまず。

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