懐が寒い(読み)ふところがさむい

精選版 日本国語大辞典 「懐が寒い」の意味・読み・例文・類語

ふところ【懐】 が=寒(さむ)い[=寂(さび)しい]

所持金が少ない。財産がわずかしかない。
郊外(1900)〈国木田独歩〉二「懐が寒くなると血が皆な頭へ上て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「懐が寒い」の意味・読み・例文・類語

ふところさむ・い

所持金が少ない。懐が寂しい。「借金を返したら―・くなった」
[類語]金欠金詰まり手詰まり火の車手元不如意首が回らないグリッドロック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android