懐生(読み)かいせい

精選版 日本国語大辞典 「懐生」の意味・読み・例文・類語

かい‐せいクヮイ‥【懐生】

  1. 〘 名詞 〙 生命を持ったもの。
    1. [初出の実例]「一切種智の光明に、蠢蠢たる懐生(クイセイ)、喁喁たる生類、草木国土悉皆成仏の気を与へ」(出典浄瑠璃釈迦如来誕生会(1714)一)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐賀冊尊号表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「懐生」の読み・字形・画数・意味

【懐生】かい(くわい)せい

生業に安んずる。〔左伝、僖二十七年〕出でては襄王を定め、入りては民を利することを務め、民、生に懷(やす)んず。

字通「懐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android