戍楼(読み)じゅろう

精選版 日本国語大辞典 「戍楼」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐ろう【戍楼】

〘名〙 (「戍」はまもる意) 敵の動静を見張るために築いた物見やぐら
※新撰朗詠(12C前)上「老将霜を踏て戍楼に立てり〈紀斉名〉」 〔梁元帝‐登隄望水詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「戍楼」の読み・字形・画数・意味

【戍楼】じゆろう

ものみやぐら。前蜀・毛文錫〔酔花開〕詞 昨夜、雨霏霏(ひひ)たり に臨んで、一陣 (ひとへ)にふ、戍樓の人 久しく邊の信をつを

字通「戍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android