戦争と天王寺動物園

共同通信ニュース用語解説 「戦争と天王寺動物園」の解説

戦争と天王寺動物園

空襲による猛獣脱走を防ぐ目的で1943年9月~44年3月、ライオンなど10種26頭が毒殺、絞殺された。45年3月の大阪大空襲では園内に約2千発の焼夷しょうい弾が落ち、オオワシなど10種33羽の鳥類が焼死するなどした。このほか、暖房に使う石炭が不足した影響で、熱帯育ちのキリンが死んだ。大量の餌が必要なゾウは衰弱死した。終戦直後の園には家畜や鳥類ばかりが残り、市民は閑散とする園を「静物園」「養鶏園」と呼んだとされる。

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