新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「戸沢正実」の解説 戸沢 正実トザワ マサザネ 肩書新庄藩知事 生年月日天保3年閏11月17日(1832年) 経歴出羽新庄藩主正令の長男。天保14年襲封。文久2年秋京都守衛を命ぜられた。慶応4年戊辰戦争に鎮撫使副総督沢為量らと庄内を攻撃。しかし消極的ではあったが、奥羽越列藩同盟に加盟、同盟軍の戦局不利になるやいち早く、7月秋田と共に同盟を脱退。そのために同盟軍に攻められ新庄城は落城、秋田に逃れるが、10月帰城した。明治2年版籍奉還後、新庄藩知事となり、17年子爵授爵。 没年月日明治29年8月13日 出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸沢正実」の解説 戸沢正実 とざわ-まさざね 1833*-1896 幕末-明治時代の大名,華族。天保(てんぽう)3年閏(うるう)11月17日生まれ。戸沢正令(まさよし)の長男。天保14年出羽(でわ)新庄藩(山形県)藩主戸沢家11代となる。戊辰(ぼしん)戦争では奥羽越列藩同盟が結成されると加盟するが,久保田藩とともに脱退したため,同盟軍に攻撃されて新庄城は一時落城した。のち子爵。明治29年8月18日死去。65歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by