戸神諏訪遺跡(読み)とかみすわいせき

日本歴史地名大系 「戸神諏訪遺跡」の解説

戸神諏訪遺跡
とかみすわいせき

[現在地名]沼田市町田町 土塔原

沼田市街地の北北東約三キロ、戸神山南方に広がる裾野に位置。南方約一・二キロを流れる薄根うすね川右岸の河岸段丘最上位面で標高約四二〇メートル。南には土塔原どとうはら遺跡が続き、小沢おざわ川を挟んだ西側には石墨いしずみ遺跡がある。関越自動車道新潟線の建設工事に伴う昭和五七―五八年(一九八二―八三)の調査で縄文時代前期の住居跡二軒・土壙五五基、弥生時代後期後半の住居跡八軒・土壙七基、古墳時代初頭を中心とする住居跡三九軒・方形周溝墓一基・掘立柱建物跡二棟・土壙二〇基、平安時代の住居跡七七軒・掘立柱建物跡三〇棟・井戸二基・土壙四基・溝六条、三―四重にめぐる溝の内側に方形にピットを並べた遺構一を検出

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む