房室弁(読み)ボウシツベン

デジタル大辞泉 「房室弁」の意味・読み・例文・類語

ぼうしつ‐べん〔バウシツ‐〕【房室弁】

心房心室の境にある弁。左房室弁僧帽弁二尖弁にせんべん、右房室弁を三尖弁ともよぶ。

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精選版 日本国語大辞典 「房室弁」の意味・読み・例文・類語

ぼうしつ‐べんバウシツ‥【房室弁・房室瓣】

  1. 〘 名詞 〙 心臓左右の房室の間にある弁膜。左のものは前後二弁からなる二尖弁あるいは僧帽弁、右のものは、前後および内側の三弁からなる三尖弁。心室の収縮の際に心室から心房への血液逆流を防ぐ働きをする。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「房室弁」の意味・わかりやすい解説

房室弁
ぼうしつべん
atrioventricular valve

心臓の心房と心室の間にある弁。右房室弁と左房室弁があり,それぞれ三尖弁,僧帽弁と呼ばれる。

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