扇屋染(読み)オウギヤゾメ

デジタル大辞泉 「扇屋染」の意味・読み・例文・類語

おうぎや‐ぞめ〔あふぎや‐〕【扇屋染(め)】

布地の染め模様の一。江戸中期に流行した、円形・四角形・扇形・六角形・ひし形などを交えて、その中に花鳥唐草などを染め出したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「扇屋染」の意味・読み・例文・類語

おうぎや‐ぞめあふぎや‥【扇屋染】

  1. 〘 名詞 〙 近世に流行した染模様一種。丸、四角、扇、六角、菱などの形を交じえて、その中に花鳥、唐草の類を美しく染め出したもの。
    1. [初出の実例]「扇屋ぞめのもめん帯を尻こけにして」(出典:洒落本・道中粋語録(1779‐80頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む