向こう傷(読み)ムコウキズ

デジタル大辞泉 「向こう傷」の意味・読み・例文・類語

むこう‐きず〔むかふ‐〕【向こう傷/向こう×疵】

敵と戦って、からだの前面に受けた傷。⇔後ろ傷
[類語]怪我きず手傷生傷古傷傷病

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「向こう傷」の意味・読み・例文・類語

むこう‐きずむかふ‥【向傷・向疵】

  1. 〘 名詞 〙 体の前面に受けた傷。敵と正面から戦って眉間(みけん)や額などに受けた傷。むかいきず。⇔後傷(うしろきず)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「いそいそと・軍みやげのむかふ疵」(出典:雑俳・辻談義(1703))

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