手弁当(読み)テベントウ

デジタル大辞泉 「手弁当」の意味・読み・例文・類語

て‐べんとう〔‐ベンタウ〕【手弁当】

自分弁当を用意して持っていくこと。また、その弁当。
自費で、あることのために働くこと。「手弁当選挙応援をする」
[類語]自弁自前持ち持ち出し自腹を切る身銭を切る懐を痛める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手弁当」の意味・読み・例文・類語

て‐べんとう‥ベンタウ【手弁当】

  1. 〘 名詞 〙 自分で弁当を持って行くこと。また、その弁当。転じて、報酬などをあてにしないで、奉仕的に働くこと。手弁。手前弁当。
    1. [初出の実例]「惣札差人数一体に辨当箱出来、夫より各手辨当に相成」(出典:随筆・業要集(1817‐18頃か)中)

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