手挟む(読み)タバサム

デジタル大辞泉 「手挟む」の意味・読み・例文・類語

た‐ばさ・む【手挟む】

[動マ五(四)]
手や脇にはさんで持つ。「弓矢を―・む」「書類を―・む」
腰に帯びる。
「大小ヲ腰ニ―・ム」〈和英語林集成
[類語]挟むまむ押さえる脇挟わきばさ

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精選版 日本国語大辞典 「手挟む」の意味・読み・例文・類語

た‐ばさ・む【手挟】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. 手や指、脇などにはさんで持つ。
    1. [初出の実例]「いちひがもとに 梓弓 八つ多婆佐彌(タバサミ) ひめかぶら 八つ多婆左彌(タバサミ) しし待つと 我が居る時に」(出典万葉集(8C後)一六・三八八五)
  3. 腰に差す。帯びる。
    1. [初出の実例]「ダイショウヲ コシニ tabasamu(タバサム)」(出典:和英語林集成(初版)(1867))

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