手療治(読み)テリョウジ

デジタル大辞泉 「手療治」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうじ〔‐レウヂ〕【手療治】

医者にかからず自分治療すること。また、その治療。
縁側へ出て来て駿介は―にかかった」〈島木健作生活の探求

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精選版 日本国語大辞典 「手療治」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうじ‥レウヂ【手療治】

  1. 〘 名詞 〙 医者にかからないで、自分で療治をすること。また、その療治。
    1. [初出の実例]「寐(ね)られぬままに食を尋ぬる〈渓石〉 手療治(リャウヂ)心一つをわづらひて〈揚水〉」(出典:俳諧・雑談集(1692)下)

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