手療治(読み)テリョウジ

デジタル大辞泉 「手療治」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうじ〔‐レウヂ〕【手療治】

医者にかからず自分治療すること。また、その治療。
縁側へ出て来て駿介は―にかかった」〈島木健作生活の探求

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手療治」の意味・読み・例文・類語

て‐りょうじ‥レウヂ【手療治】

  1. 〘 名詞 〙 医者にかからないで、自分で療治をすること。また、その療治。
    1. [初出の実例]「寐(ね)られぬままに食を尋ぬる〈渓石〉 手療治(リャウヂ)心一つをわづらひて〈揚水〉」(出典:俳諧・雑談集(1692)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android