手筒・手銃(読み)てづつ

精選版 日本国語大辞典 「手筒・手銃」の意味・読み・例文・類語

て‐づつ【手筒・手銃】

〘名〙
片手に持ってうつことができる小銃。大将分の使用するものだったという。現在のピストルの類。
歌舞伎・出来龝月花雪聚(真田幸村)(1871)大詰掃部之助手筒(テヅツ)を取り素綱上だけ引脱き、好み四天になり」
② 男の手淫異称せんずり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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