才器(読み)サイキ

デジタル大辞泉 「才器」の意味・読み・例文・類語

さい‐き【才器】

才知器量。才知があって有能であること。また、その人。「まれにみる才器

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精選版 日本国語大辞典 「才器」の意味・読み・例文・類語

さい‐き【才器・材器】

  1. 〘 名詞 〙 才知と器量。才能があって役にたつこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「材器好多雨霧 寵章祇怕幾魚蛟」(出典菅家文草(900頃)五・和副使見之作)
    2. 「宰相の杜黄裳がその才器を知て帝にまうして、劉たいぢの大将にしたぞ」(出典:玉塵抄(1563)四五)
    3. [その他の文献]〔晉書‐華譚伝〕

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普及版 字通 「才器」の読み・字形・画数・意味

【才器】さいき

才智と器量。〔晋書、謝万伝〕、字(あざな)は石、才儁秀なり。量、(兄、謝)安にばずと雖も、善く自ら衒(げんえう)す。故に早(つと)に時譽り。

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