才幹(読み)サイカン

デジタル大辞泉 「才幹」の意味・読み・例文・類語

さい‐かん【才幹】

物事を成し遂げる知恵能力手腕。「学問才幹共に優れた人物

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精選版 日本国語大辞典 「才幹」の意味・読み・例文・類語

さい‐かん【才幹・材幹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「幹」ははたらきのすぐれている意 ) 物事をうまく処理していく才能のあること。また、そのさま。幹才
    1. [初出の実例]「皇子博学多通、有文武才幹」(出典懐風藻(751)大友皇子伝)
    2. 「人はたとひ和歌管絃すぐれたり共、才幹の愚かに風月のかけぬれば猶しあなづらはしくかろがろしく覚ゆ」(出典:十訓抄(1252)一〇)
    3. [その他の文献]〔史記‐淮南王安伝〕

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普及版 字通 「才幹」の読み・字形・画数・意味

【才幹】さいかん

能力。はたらき。〔晋書、吾彦伝〕吾、字(あざな)は士則。~より出で、武の才幹り。

字通「才」の項目を見る

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