打ち揃う(読み)ウチソロウ

デジタル大辞泉 「打ち揃う」の意味・読み・例文・類語

うち‐そろ・う〔‐そろふ〕【打ち×揃う】

[動ワ五(ハ四)]全部一つにまとまる。きちんとそろう。「家族―・って出かける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打ち揃う」の意味・読み・例文・類語

うち‐そろ・う‥そろふ【打揃】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. 物事や人の形、状態などが同一になる。
    1. [初出の実例]「十二三弁の衣裳の打そろひ〈利牛〉 本堂はしる音はとろとろ〈野坡〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)上)
  3. もれなく集まる。また、いっしょに出かける。
    1. [初出の実例]「月待に傍輩衆のうちそろひ〈馬莧〉 籬の菊の名乗さまざま〈里圃〉」(出典:俳諧・続猿蓑(1698)上)

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