打ち替え(読み)うちかえ

精選版 日本国語大辞典 「打ち替え」の意味・読み・例文・類語

うち‐かえ‥かへ【打替・打改】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 邦楽で、強拍弱拍とが順調に進まないで、臨時に強拍と弱拍とが転換すること。
  3. うちかえで(打替手)
    1. [初出の実例]「右の男に、打替と申秘伝くはゆる」(出典:評判記・寝物語(1656)七)
  4. ( 「うちがえ」とも ) 代替えすること。また、代替えの土地
    1. [初出の実例]「如形うちかへを被下候すると上意候」(出典上井覚兼日記‐天正二年(1574)八月一一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android