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打ち渡す ウチワタス

デジタル大辞泉の解説

うち‐わた・す【打ち渡す】

[動サ四]
連ね並べる。かけ渡す。
「安太人(あだひと)の魚梁(やな)―・す瀬を速み心は思(も)へどただに逢はぬかも」〈・二六九九〉
馬を進めて、渡り越えさせる。
「千鳥鳴く佐保の河門の清き瀬を馬―・しいつか通はむ」〈・七一五〉
見渡す。眺めやる。
「―・す竹田の原に鳴く鶴(たづ)の間(ま)なく時なし我(あ)が恋ふらくは」〈・七六〇〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

うちわたす【打ち渡す】

( 動四 )
馬に乗って、川などを渡らせる。 「清き瀬を馬-・し/万葉集 715
端から端までずっと並べる。かけわたす。 「平張どもあまた-・したるおはしどころに/大鏡 道長
眺めやる。ずっと見渡す。 「 - ・す竹田の原に鳴く鶴の/万葉集 760

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