打ち着(読み)うちぎ

精選版 日本国語大辞典 「打ち着」の意味・読み・例文・類語

うち‐ぎ【内着・打着】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分の家で日常着用する着物。ふだんぎ。つねぎ。けぎ。
    1. [初出の実例]「褻(ウチギ)広袖」(出典浄瑠璃本田善光日本鑑(1740)二)
  3. 上着の下に着る衣服下着。のち「ゆぐ湯具)」をいうこともあった。
    1. [初出の実例]「おまへも其着物(べべ)着かへと内着(ウチギ)帷子を渡せば」(出典:洒落本・南遊記(1800)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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