打ち通る(読み)うちとおる

精選版 日本国語大辞典 「打ち通る」の意味・読み・例文・類語

うち‐とお・る‥とほる【打通】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. 通り過ぎる。ある所を過ぎて他へ行く。
    1. [初出の実例]「夜にまぎれて、そこをつっとうちとほり」(出典:平家物語(13C前)九)
  3. 表から裏へつき抜ける。
    1. [初出の実例]「打通りぬべく鉄砲雨」(出典:合巻・偐紫田舎源氏(1829‐42)二〇)
  4. 建物室内などにはいる。
    1. [初出の実例]「単身(ひとり)玄関打通(ウチトホ)りて」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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