打ち鮫(読み)うちざめ

精選版 日本国語大辞典 「打ち鮫」の意味・読み・例文・類語

うち‐ざめ【打鮫・打鰄】

  1. 〘 名詞 〙 金銀の板を延ばし、サメの皮に似せて表面に粒を打ち出したもの。刀剣装飾に用いる。地金によって金鮫、銀鮫ともいう。
    1. [初出の実例]「打鰄(ウチザメ)金作(こがねづくり)太刀を帯く」(出典太平記(14C後)四〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android