打初(読み)うちぞめ

精選版 日本国語大辞典 「打初」の意味・読み・例文・類語

うち‐ぞめ【打初】

〘名〙 正月仕事始め行事うち、初めて田畑を耕し始めること。また、その日。東海道の諸県をはじめとして、一月一一日の例が多い。〔分類農村語彙(1947‐48)〕《季・新年》
諸国風俗問状答(19C前)三河国吉田領風俗問状答「農家の田の打初は多くは十一日也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android