扱所(読み)あつかいじょ

精選版 日本国語大辞典 「扱所」の意味・読み・例文・類語

あつかい‐じょあつかひ‥【扱所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある定まった業務を取り扱う所。
    1. [初出の実例]「此節は大切な御布告故へ、能く見て置けと、扱所から、口上の添ふて回って来た時が大変ぢゃ」(出典:明治の光(1875)〈石井富太郎編〉二)
  3. 事件事務などを取り扱うところ。裁判所役場など。
    1. [初出の実例]「手前達(てめえたち)が其やうにあんまり往来ではびこるから、扱所(アツカヒジョ)から呼ばれて、此通り御箇条書が渡ったわ」(出典歌舞伎東京日新聞(1873)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む