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扶壁 ふへきparapet

翻訳|parapet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

扶壁
ふへき
parapet

建築用語。パラペットともいう。城砦の大防壁,または城砦上部の小防壁,さらには屋上やバルコニーの手すり壁のこと。古代では,ローマのチベリウス帝の宮殿遺跡にみられるように,穴をあけた形のものが多く,ポンペイの壁画には魚の鱗形のものが描かれている。イギリスの後期ゴシック様式では狭間胸壁形のものが用いられた。

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世界大百科事典内の扶壁の言及

【擁壁】より

…切取りや盛土をした法面(のりめん)(斜面のこと)が,自然のままでは土の圧力で崩壊するおそれのあるとき,土圧に抵抗して土の崩れるのを防ぐためにつくられる壁状の構造物。擁壁は石積(コンクリートブロック積)擁壁とコンクリート擁壁の2種に大別され,コンクリート擁壁はその構造により,さらに重力式擁壁,半重力式擁壁,片持梁式擁壁,控え壁擁壁,支え壁擁壁(控え壁擁壁と支え壁擁壁の二つを扶壁(ふへき)あるいはバットレスbuttressという),特殊擁壁などに分類される(図)。石積擁壁は石を積み上げてつくるもので,一般の土木工事,道路,河川,鉄道などで法面の高さが低い場合に盛んに使用される。…

※「扶壁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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