墜落(読み)ツイラク

デジタル大辞泉 「墜落」の意味・読み・例文・類語

つい‐らく【墜落】

[名](スル)高い所から落ちること。「飛行機墜落する」
[類語]落下転落落ちる落ち込む陥る落っこちる下がる沈む下降する降下する沈下する低下する低落する下落する落馬する落輪する脱輪する失墜する滑落する崩落する滑り落ちる転げ落ちる崩れ落ちる零れ落ちる零れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「墜落」の意味・読み・例文・類語

つい‐らく【墜落】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高いところから落ちること。下に落ちること。墜下。
    1. [初出の実例]「是等の負担は皆自余の人民の頭上に墜落する者なり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. 「此高い石垣の上から六蔵の墜落(ツヰラク)して」(出典:春の鳥(1904)〈国木田独歩〉四)
    3. [その他の文献]〔顔氏家訓‐帰心〕
  3. 盛んな状態から急激に衰微没落の状態になること。
    1. [初出の実例]「Insolvency 〈略〉墜落スルコト」(出典:英和記簿法字類(1878)〈田鎖綱紀〉)
    2. 「全盛の頂上から一時に墜落して」(出典:春寒(1921)〈寺田寅彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「墜落」の読み・字形・画数・意味

【墜落】ついらく

落下する。〔顔氏家訓帰心〕星を物のと爲す。~星、することりて、乃ち石と爲る。(も)し是れ石ならば、光ることを得ず。性質重し。何の屬するぞ。

字通「墜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android