精選版 日本国語大辞典 「折掛灯籠」の意味・読み・例文・類語 おりかけ‐どうろうをりかけ‥【折掛灯籠】 〘 名詞 〙 お盆の魂祭に用いる手作りの灯籠。細く削った竹二本を交差させて折り曲げ、四角のへぎ板の四すみに刺し立てて、その周囲に白い紙を張ったもの。折掛。《 季語・秋 》 〔俳諧・世話尽(1656)〕折掛灯籠〈用捨箱〉[初出の実例]「なき人の来る玉まつる業(わざ)とて、鼠尾草(みそはぎ)折しきて、〈略〉をりかけ燈籠(トウロウ)かすかに、棚経(たなぎゃう)せはしく」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例