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抛入花伝書 なげいればなでんしょ

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世界大百科事典 第2版の解説

なげいればなでんしょ【抛入花伝書】

いけばなのなかの抛入の啓蒙書。1684年(貞享1)刊。3巻本で,各巻ともはじめに目次がついている。著者は十一屋太右衛門(じゆういちやたえもん)という説もあるが確証なはく,ただ立花師ということはたしかである。上巻は抛入花の起源と特色について述べる。抛入花は茶の湯の花から始まったという説と立花(りつか)を簡略にしたものという二つの説があるが,立花師である著者は後者の説をとっている。中巻は花入と抛入花との関係,下巻は花の水揚げ法を中心に,花名をあげて説明してあり,さながら花材辞典のような記述がある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の抛入花伝書の言及

【抛入】より

…一方,明治以降から流行した〈投入花〉は,〈盛花(もりばな)〉とともに近代いけばなの新解釈によって形式化した花形(かぎよう)である。 〈抛入花〉の名称が初めて用いられたのは,《抛入花伝書》である。1624年(寛永1)ころから流行した立花(りつか)にかわる隆盛をもたらし,それとともに新興流派の勃興をみるにいたった。…

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