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抛入花 なげいればな

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

抛入花
なげいればな

茶花ともいう。桃山時代にみられるロマン的な様式の生け花立て花の規則重視を否定し主観的で自由な創作を主張。佗茶の成立とともに強調されその衰退とともに終る。作者には茶人が多く世俗で茶花という。現代の茶花は類型的であり多少異なる。作品図は茶会記によるしかない。 17世紀末には多数の作品図があるが,それらは説話によった想像図で真実であると断定しがたく,むしろ生花初期の形式と考えられる。

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大辞林 第三版の解説

なげいればな【抛入花】

生け花の形式の一。文明時代(1469~1487)の後半に小座敷に飾る生け花として創出された。花材をゆるやかにまげて花器に入れるとともに、花器口に積むように入れる形のもの。生け花と交流して、茶席を飾る生け花となり、さらに享保(1716~1736)末年頃から日常生活の場を飾る生け花として用いられ、多くの流派が生まれた。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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