抱懐(読み)ホウカイ

デジタル大辞泉 「抱懐」の意味・読み・例文・類語

ほう‐かい〔ハウクワイ〕【抱懐】

[名](スル)ある考えを心にもつこと。また、その考え。「野心抱懐して近づく」

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精選版 日本国語大辞典 「抱懐」の意味・読み・例文・類語

ほう‐かいハウクヮイ【抱懐】

  1. 〘 名詞 〙 心中に考えを抱き持つこと。また、その考えや計画
    1. [初出の実例]「加ふるに侠義篤摯、経国の大略を抱懐せる、彼の西郷南洲の如き、欧米の史乗、果して幾人かある」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の能力)
    2. [その他の文献]〔阮瑀‐為曹公作書与孫権書〕

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普及版 字通 「抱懐」の読み・字形・画数・意味

【抱懐】ほうかい(はうくわい)

心に思う。こころざし。魏・阮〔曹公の為に書を作りて孫権に与ふ〕懷すること數年、未だを散(ほしいまま)にすることを得ず。

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