精選版 日本国語大辞典 「拈提」の意味・読み・例文・類語 ねん‐てい【拈提】 〘 名詞 〙① 仏語。禅宗で古則、公案を学人に示すこと。[初出の実例]「索語・提綱・自叙・拈提・自槌等。事終畢」(出典:新札往来(1367)下)② 転じて、宴会の費用を出すこと。[初出の実例]「拈提愚曰、其修具可レ為二大義一、各拈提歟、月翁可レ為二一力一歟、勝定云、定可レ為二彼一力一云々」(出典:蔭凉軒日録‐長享元年(1487)一〇月五日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例