学人(読み)ガクニン

デジタル大辞泉 「学人」の意味・読み・例文・類語

がく‐にん【学人】

仏道参学し修行する者。
「―如何会得せん」〈正法眼蔵・一顆明珠

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精選版 日本国語大辞典 「学人」の意味・読み・例文・類語

がく‐じん【学人】

  1. 〘 名詞 〙 真理を求めて学ぶ人。
    1. [初出の実例]「豈嫌漁夫業、唯妨学人功」(出典菅家文草(900頃)五・壁魚)
    2. 「下劣なる趣味を拘泥なく一代に塗沫するは学人(ガクジン)恥辱である」(出典:野分(1907)〈夏目漱石〉五)

がく‐にん【学人】

  1. 〘 名詞 〙 仏道に参学し修行する者。また、一般に学問を修める人。
    1. [初出の実例]「得道明心の宗匠に、契心証会の学人あひしたがふて正伝すれば」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)

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普及版 字通 「学人」の読み・字形・画数・意味

【学人】がくじん

学者。〔随園詩話、四〕陸陸堂・襄七・汪韓門の三太は、經學淵深なるも、詩に澁悶多し。謂(いはゆる)學人の詩、之れを讀むも人をして(よろこ)ばざらしむ。

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