精選版 日本国語大辞典 「拠所・拠」の意味・読み・例文・類語
より‐どころ【拠所・拠】
〘名〙
① たよりとするところ。支えになるもの。身を寄せる所。よるべ。
※書紀(720)推古一二年四月(岩崎本訓)「四の生(むまれ)の終帰(ヨリトコロ)、万の国の極めの宗なり」
※百法顕幽抄平安中期点(900頃)「何れの教の拠(ヨリトコロ)か有る」
よん‐どころ【拠所・拠】
〘名〙 (「よりどころ(拠所)」の変化した語) よりすがる所。基づく所。
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