デジタル大辞泉
「持て出づ」の意味・読み・例文・類語
もて‐い・ず〔‐いづ〕【持て▽出づ】
[動ダ下二]
1 持って出る。もちだす。
「難波にみそかに―・でぬ」〈竹取〉
2 外部に表す。表面に出す。
「―・でてらうらうじきことも見え給はざりしかど」〈源・朝顔〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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もて‐い・ず‥いづ【持出】
- 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙
- ① 持って出る。持ち出す。
- [初出の実例]「もみぢばは袖にこきいれてもていでなん秋は限りとみん人のため〈素性〉」(出典:古今和歌集(905‐914)秋下・三〇九)
- ② 外部に表わす。表面に出す。
- [初出の実例]「なほ、もていでず、しのびやかに、御消息なども聞えかはし給ければ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)藤袴)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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