指針測微器(読み)ししんそくびき(その他表記)microindicator
mechanical comparator

改訂新版 世界大百科事典 「指針測微器」の意味・わかりやすい解説

指針測微器 (ししんそくびき)
microindicator
mechanical comparator

測定子をもつスピンドル変位を,てこ歯車,薄片などの機構によって拡大し,指針の振れとして表す測定器である。測定物の寸法標準ゲージからの差として求める比較測定のほか,微小変位の測定にも用いられる。拡大機構の一例を図に示す。一般に目量は1μm,0.2μm,測定範囲は±100μmから±20μmである。ねじり薄片を用いたものでは目量が0.02μmという高感度のものもある。外部からの供給エネルギーを必要とせず,コンパクト,かつわりあいに堅牢である。指針測微器は運動部分が比較的多いため摩擦が大きく,運動部分のあそびによる誤差があり,振動に敏感である欠点をもつ。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 沢辺

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む