挙家(読み)キョカ

デジタル大辞泉 「挙家」の意味・読み・例文・類語

きょ‐か【挙家】

一家の者全部。
「或は―遠方に移住し」〈福沢福翁百話

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精選版 日本国語大辞典 「挙家」の意味・読み・例文・類語

きょ‐か【挙家】

  1. 〘 名詞 〙 家内残らず。うちじゅう。一家全体。全家。多く、副詞的に用いられる。
    1. [初出の実例]「漸赴秋冷候処、挙家彌御清福可御起居、奉賀候」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保三年(1832)八月一一日)
    2. [その他の文献]〔蘇轍‐為兄軾下獄上書〕

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普及版 字通 「挙家」の読み・字形・画数・意味

【挙家】きよか

一家あげて。宋・轍〔兄軾の獄に下るが為に上(たてまつ)る書〕今は竊(ひそ)かに其の罪を得て捕せられ、獄に赴くを聞き、家を擧げて號し、憂ひ測られざるに在り。

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