精選版 日本国語大辞典 「挙」の意味・読み・例文・類語
きょ【挙】
〘名〙
② 推薦すること。推挙すること。また、推薦文。
こぞ・る【挙】
[1] 〘自ラ四〙 ことごとく集まる。一人残らずそろう。
※富家語(1151‐61)「一家人々こそりしほどに」
[2] 〘他ラ四〙 残らず人を集める。
※大唐西域記長寛元年点(1163)一「国を挙(コゾ)て僧徒皆来て会集す」
きょ‐・す【挙】
〘他サ変〙 物をさしあげる。あげる。転じて、人や事をある地位に推薦する。推挙する。また、あげ用いる。登用する。
※玉葉‐治承二年(1178)正月五日「王氏爵事、往昔第一親王挙レ之、中古以来、諸王之中為二長者一之者挙レ之」
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