日本歴史地名大系 「掛川町」の解説
掛川町
かけがわまち
[現在地名]高知市堺 町・南 はりまや町一丁目
掛川より移住した職人は給付職人で、大工加藤六兵衛に一二〇石、鍛冶頭木原作左衛門に八〇石、研師川瀬与次兵衛に五〇石、鉄砲師国友四郎右衛門に一〇〇石、金具師加藤与兵衛に一〇〇石、鞘師西村右衛門太郎に六〇石、厩別当森彦左衛門に四〇石が与えられていたといい(南路志)、職種からみて領主の軍事的要求を満たすもので、藩主から保護優遇されたことが考えられる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報