接踵(読み)セッショウ

デジタル大辞泉 「接踵」の意味・読み・例文・類語

せっ‐しょう【接×踵】

くびすを接する意から》
人々が絶え間なく往来すること。
物事が引き続いて起こること。

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精選版 日本国語大辞典 「接踵」の意味・読み・例文・類語

せっ‐しょう【接踵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 踵(くびす)を接するの意 ) 人々が引き続いて往来すること。また、物事が次々に起こること。
    1. [初出の実例]「而して其内閣は、稍や比肩接踵す可き他の元老を、一切排斥して入れず」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉附録)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐秦策・昭襄王上〕

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普及版 字通 「接踵」の読み・字形・画数・意味

【接踵】せつしよう

くびすを接する。連続する。〔戦国策、秦四〕夫(そ)れ韓・魏の子兄弟、踵(くびす)を接して秦に死する百世累世)なり。本國殘(そこ)なはれ、稷壞(やぶ)れ、宗(やぶ)る。

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