接骨(読み)セッコツ

デジタル大辞泉 「接骨」の意味・読み・例文・類語

せっ‐こつ【接骨】

[名](スル)
折れた骨をつなぎ合わせたり、はずれた関節を元に戻したりすること。ほねつぎ。「接骨医」
接骨木」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「接骨」の意味・読み・例文・類語

せっ‐こつ【接骨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 折れたりひびのはいったりした骨を正しくつぎ合わせて治療すること。また、それをする医者。ほねつぎ。
    1. [初出の実例]「骨接(ほねつ)ぎの名倉彌次兵衛の門に入って接骨(セッコツ)筋骨究理に余念無かった」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)
  3. 植物にわとこ(接骨木)」の異名。〔本草綱目‐草部・続断・釈名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android