控弦(読み)こうげん

精選版 日本国語大辞典 「控弦」の意味・読み・例文・類語

こう‐げん【控弦】

  1. 〘 名詞 〙 弓を引くこと。また、その兵士
    1. [初出の実例]「陸奥夷虜反乱。国発控絃、赴救陸奥」(出典日本文徳天皇実録‐嘉祥三年(850)五月丙申)
    2. [その他の文献]〔漢書‐婁敬伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「控弦」の読み・字形・画数・意味

【控弦】こうげん

弓をひく。〔続資治通鑑、宋紀〕(孝宗、淳熙三年)初め湯邦彦)敢て大言を爲す。~金に至る。金人みてれず。にして旬餘、乃ち命じて引見す。夾弦露の士なり。大いに怖れ、一詞を措(お)く能はずして出づ

字通「控」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android