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金人 きんじん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金人
きんじん

金色の人の意。仏陀仏像のこと。『魏書釈老志』には,霍去病 (かっきょへい) が匈奴を討伐したとき,丈余の金人を手に入れ,それを漢の武帝が拝したことが記され,また漢の明帝が金人が庭を飛ぶのを夢に見て,近臣にたずねたところ,仏陀であるとの答えを得て,西域に使者を派遣したこと,また始皇帝が西域の沙門 18人を捕えたところ,その夜金神 (金人に同じ) が現れて牢を破り,沙門らを助けたので,始皇帝が謝罪したことなど,伝説が多い。仏教の中国への伝来の歴史的事実と連関する伝説と考えられている。

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デジタル大辞泉の解説

きん‐じん【金人】

金属でつくった人の像。
金色の人の意で》仏。仏身。また、金色の仏像。

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大辞林 第三版の解説

きんじん【金人】

きんで鋳造した人の像。
〔金色をしているところから〕 仏身または仏像をいう。金神。

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世界大百科事典内の金人の言及

【仏】より

…仏はその身体に三十二相と八十種好という超人間的美点をそなえているというので,仏像はその教説にしたがって作られる。仏は中国では金人などとよばれたが,日本では〈ほとけ〉という。この語の起源については古来諸説あるが,中国の音訳で仏陀,仏駄(ぶつだ),浮屠(ふと),浮図(ふと)とされた浮屠の訛音とすべきで,仏を浮屠と書いた例は《魏書》釈老志にある。…

※「金人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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