推挙状(読み)すいきょじょう

精選版 日本国語大辞典 「推挙状」の意味・読み・例文・類語

すいきょ‐じょう‥ジャウ【推挙状・吹挙状】

  1. 〘 名詞 〙 推挙する書状目下の者の申し出を目上の者に取り次ぐ時、取り次ぐ者が書いて出す書状をいう。書式は、相手に礼を尽くすため、披露状形式をとることが多い。推薦状挙状
    1. [初出の実例]「関東右大将家御吹挙状」(出典:宮寺旧記)
    2. 「かたじけなくも故郷の守護どのより推挙(スイキョ)状をたまわりて」(出典:三体詩素隠抄(1622)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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