掻き伏す(読み)カキフス

デジタル大辞泉 「掻き伏す」の意味・読み・例文・類語

かき‐ふ・す【×掻き伏す/×掻き×臥す】

[動サ四]伏す。うつぶす。横になる。また、うつむいて姿勢を低くする。
「心安く思ひて、―・して逃ぐるを」〈今昔・二三・一五〉
[動サ下二]抱いて寝かす。
「けはひにくからねば、―・せて、風のすく所に臥せたり」〈宇治拾遺・一八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android