描き起し(読み)かきおこし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「描き起し」の意味・わかりやすい解説

描き起し
かきおこし

日本画の制作過程で,彩色の上に入念な仕上げの線描を加えて,対象の輪郭や細部を描き出すこと。またその線描をいう。画面全体に絵具を塗り重ねる作り絵に典型的にみられる技法であるが,一般にも人物の目鼻など,重要な部分を墨線で微妙に描き出すことがよく行われる。逆に描き起しの輪郭線や描線を加えず,彩色や墨の広がりだけで対象をじかに表現する手法を没骨 (もっこつ) 画法,付立法などという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む