撒き散らす(読み)マキチラス

デジタル大辞泉 「撒き散らす」の意味・読み・例文・類語

まき‐ちら・す【×撒き散らす】

[動サ五(四)]あたり一面に広がるようにまく。また、あちらこちらに広める。「悪臭を―・す」「うわさを―・す」
[類語]ばらまくふりまく撒く蒔く振り掛けるぶっ掛ける散布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「撒き散らす」の意味・読み・例文・類語

まき‐ちら・す【撒散】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 まいてちらす。また比喩的に、あちこちにちらし広める。
    1. [初出の実例]「物見車ども数知らず。〈略〉榻(しぢ)ども立てつつ、四位・五位まきちらしたるごと立てる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android