寄掛ける(読み)ヨセカケル

デジタル大辞泉 「寄掛ける」の意味・読み・例文・類語

よせ‐か・ける【寄(せ)掛ける】

[動カ下一][文]よせか・く[カ下二]
1 そばへ寄せて立てかける。もたせかける。「はしごを壁に―・ける」
2 攻め寄せる。押し寄せる。
「―・けて打つ白波の音高く」〈謡・夜討曽我〉
[類語]預ける・もたせかける・もたせる・寄り掛かる・もたれ掛かる・もたれる・しなだれ掛かる・しなだれる

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精選版 日本国語大辞典 「寄掛ける」の意味・読み・例文・類語

よせ‐か・ける【寄掛】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]よせか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 近くへ寄せて立てかける。もたせかける。
    1. [初出の実例]「屏風の、袋に入れ込めたる、所々によせかけ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)東屋)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]よせか・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 波、軍勢などが押し寄せる。
    1. [初出の実例]「ちかの浦に浪よせかくるここちしてひるまなくてもくらしつるかな〈藤原道信〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)恋二・六七三)

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