デジタル大辞泉 「撫す」の意味・読み・例文・類語 なだ・す【×撫す】 [動サ四]《動詞「な(撫)ず」の未然形に尊敬の助動詞「す」がついたものの音変化。上代語》おなでになる。一説に、正ただす意とも。「臣の子は栲の袴を七重をし庭に立たして足結あよひ―・すも」〈雄略紀・歌謡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「撫す」の意味・読み・例文・類語 なだ・す【撫】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 動詞「なず(撫)」に上代の尊敬の助動詞「す」が付いて音の変化したもの ) おなでになる。[初出の実例]「臣の子は 栲(たえ)の袴を 七重をし 庭に立して 足結(あよい)那陀須(ナダス)も」(出典:日本書紀(720)雄略即位前・歌謡) ぶ‐・す【撫】 〘 他動詞 サ行変 〙 ⇒ぶする(撫) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例