普及版 字通 「擣」の読み・字形・画数・意味


17画

(異体字)搗
13画

[字音] トウタウ)・チュウ(チウ)
[字訓] つく・うつ・たたく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は壽(寿)(じゆ)。壽に濤(とう)・籌(ちゆう)の声がある。〔説文十二上に「手もて椎(う)つなり」とあり、砧(きぬた)で衣を擣(う)つように、手で擣つことをいう。搗は俗字

[訓義]
1. つく、手でつく、うつ、たたく、ふれる。
2. 砧(きぬた)をうつ、臼をつく、築く。
3. さす、よる。

[古辞書の訓]
名義抄〕擣 ツク・ウツ・スリコ・シボル/搗 ツク・カツ・シボル/擣衣 キヌツクル・キヌウツ 〔字鏡集〕擣 ウツ・シボル・スリコ・タタク・カク・ツク・クダク・フルフ

[熟語]
擣衣擣毀擣虚・擣擣治擣碪擣珍擣肉擣帛擣薬擣練
[下接語]
一擣・細擣・磨擣

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android