擦文文化で制作使用された土器。続縄文時代の終り頃,おおむね北大(ほくだい)式Ⅱ式土器の頃に,東北地方の古墳・古代の文化が北海道地域にうけいれられ,土師器(はじき)の製作技術が伝わってうまれた土器。土器の器体上半部に平行・斜行・綾杉の沈線をくみあわせた文様が施される。時期によりやや形態が異なるが,一般的に,大きく蓋受け状に外に反る口縁部からしだいに底部にむかってすぼむ甕形土器と高坏(たかつき)形土器とがともなう。擦文土器のある時期に,細い粘土紐の貼付文をもつオホーツク式土器が並行していたので,両者が融合しトビニタイ式土器群が作られた。いくつかの編年表が発表されているが,まだ確定していない。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...